調査会社ではなく自社のデータになりますが、Twitterでは1日に6億回の検索が発生しているそうです
Twitter内よりはAPIを通しての検索が大半を占めるようですが、それでもツイートを探す検索が日々大量に実行されていることは間違いない事実でしょう。
個人的にはTwitterの検索はイマイチかななんて感じています。
site:twitter.com で対象ドメインを限定してGoogleでサイト内検索したほうが探しやすかったりします。
ただ日本でもTwitterが爆発的に普及してユーザーが増えてきたことからも想像できるように新しいツイートが次から次へと発信され、膨大な数のツイートが検索結果としてヒットするかもしれません。
過去のツイートが埋もれてしまうこともありえます。
でも期間指定ができれば探しやすくなるかもしれません。
Googleは、過去のツイートを検索可能にする機能をGoogle.comの検索ツールに加えました。
Google.comで検索した後、SERP上部の「Show Options」 ⇒ 左ナビゲーションバーの「Updates」を選択することで見ることができます。
今のところ2010年2月11日まで遡ることができ、年単位・月単位・日単位・時間単位で絞り込めます。
先週公式アナウンスがあった時には僕の環境ではまだ確認できませんでしたが、今朝の時点では確認できています。
日本語のクエリにも対応しています。
グラフはツイートの数の推移を表し、突出している部分はツイートの数がピークだった期間・瞬間です。
火山の噴火で飛行機を運行不能にしている「アイスランド」が含まれているツイートが数日前から急激に増えていますね。
それまでは「アイスランド」のツイートはグラフ上では底辺にそって微妙に見えるだけです。
今のところGoogle.comだけでの機能ですが、評判がよければ各国にも展開していくことは十分にありえます。
先週のWeb担での「海外&国内SEO情報ウォッチ」で解説したようにGoogle.comの検索オプションでのリアルタイム検索ページには、Top linksといってTwitterで多く言及されているページが検索結果に特別枠で登場させる特徴も加わりました(このページの最初のキャプチャの右側部分に見える)。
Twitterに対するGoogleの精力的な取り組みが伺えます。
Twitterには有益な情報が存在することに対する認識の表れでしょう。
アクセスを集めるためにサイトだけはなくTwitterでの情報発信がますます重要になってきそうです。
【追記】
GoogleはFollow Finderというフォローを勧めるユーザーを見つけるツールを公開しました。
自分がフォローしているユーザーがフォローしているユーザーや、自分が入っているリストに含まれるユーザーからオススメユーザーを提示します。
でも推薦されるのは、有名人だけれども特にフォローしたいとは思わないユーザーやすでにフォローしているユーザーだったりして、イマイチに感じます。