Googleが、地域性を表すキーワードを直接指定しなくても、マップを表示するようにローカル検索を拡張したことをお伝えしました。
▼「ファミレス」だけの検索でもローカルリスティング(地図)が表示される
Officail Google Blogが、この機能拡張を公式アナウンスしました。
Search Engine Landによると、一部のユーザーに対するテストではなく、全世界の全ユーザーに対して公開した標準のGoogle検索になります。
検索者の位置情報は、IPアドレスをいちばんの手がかりにしていますが、今後は三角測量やGPSを使って、位置情報の取得を改良していきたいとのことです。
どのキーワードに対してローカルリスティングを表示するかは、アルゴリズムで処理していて、地図を表示したほうがユーザーにとって役に立つと判断したときに、地図表示します。
地域を示すキーワードが入れて検索が実行されたときは、ローカルリスティングはSERPのいちばん上に表示されますが、今回の拡張では通常4位の場所に位置します。
これは、地域を絞って検索した場合よりも、ローカルな情報を求めている意図が薄い場合が多いからです。
「個室ダイニング 渋谷」は明らかに渋谷にある個室ダイニングを探しているので、地図をトップに持ってきます。
しかし、「個室ダイニング」は必ずしも店舗の場所を探しているとは限りません。
Googleの通常検索のマップ表示拡大が、今後のサーチエンジンマーケティングに及ぼす影響を、SEMリサーチで渡辺氏が考察しています。
インターネットで集客しているサイト管理者の多くにとって、直接かかわってくる問題になりそうなので、ぜひ読んでください。