[レベル: 上級]
Google は、日本語対応した Google アシスタントの iOS 版をリリースしました。
iOS 9.1 以降の iPhone と iPad、iPod touch で動くアプリとしてiTunes からダウンロードできます。
日本語だけではなく、ドイツ語とフランス語、ポルトガル語での iOS 版 Google アシスタントも同時にリリースされています。
英語版は、5月から利用可能でした。
iOS 版は OS 統合ではなく単独のアプリとして
Android 版の Google アシスタントは OS と統合されています。
1つのアプリとして機能するものではありません。
ダウンロードおよびインストールする必要はなく、要件を満たした端末で自動的に有効になります(手動での無効化は可能)。
日本語では5月末から提供が始まりました。
先週開催された Google Dance Tokyo 2017 では、Google の徳生氏のセッションでも Google アシスタントの紹介がありました。
一方、iOS 版の Google アシスタントは Android 版の Google アシスタントとは異なり、単独のアプリとして機能します。
iTunes 経由でのダウンロード、インストールが必要です。
当然、アンイストールも可能です。
Siri とどちらが賢い?
iOS には、Siri(シリ)という OS 統合の AI アシスタントが搭載されています。
Siri と Google アシスタントはどちらが賢いのでしょう?
残念ながら、Google アシスタントが動く iOS 端末を僕は所有していないので確かめられません。
インターネットでの言及を見る限りでは、大きな差はないようです。
調べる内容にもよりそうです。
ただ、サードパーティ製のアプリという制限上、電話をかけたりメッセージを送ったりという OS に直接働きかける機能は Google アシスタントでは利用できません。
パワーユーザーは使い分けするかもしれませんが、一般ユーザーが Google アシスタントに乗り換えるかというとそれは疑問にも思います。
iOS ユーザーの方は、iOS 版の Google アシスタントをインストールして使い勝手をぜひ教えてください。
AI チャットボットの動向に注視
AI の技術を用いた Chatobot(チャットボット)は今後もっと進歩していくことは間違いありません。
Google を始め、Apple、Amazon、Microsoft、Facebookなど名だたる IT 企業が先を競って開発を進めています。
Chatobot が検索に直接大きな影響を与えるとは思いません。
それでもビジネス上は非常に需要なツールになっていくことは間違いないので、動向には注視していきましょう。
と、これは、Google Dance Tokyo でのゲイリーからのアドバイスです。;)