Google Bardがロケーション情報を取得し関連性がより高い回答を返すようになる

[レベル: 中級]

Google の AI チャット、Bard が位置情報を利用するようになりました。
位置情報を利用することで、関連性がより高い回答を返せます。

今いる場所に合わせて回答を調整

こちらは大阪にいる状態で「おすすめのピザレストラン」を Bard に尋ねたときの回答です。
大阪市内のピザレストランを提案します。

Bard 大阪

ページの左下には現在地が示されるようになりました。

Bard 大阪

一方、こちらは米サンフランシスコにいる状態で、同じ「おすすめのピザレストラン」を尋ねたときの回答です。
今度は、サンフランシスコ市内のピザレストランを提案してきます。

Bard 大阪

現在地は、サンフランシスコがあるカリフォルニア州になっています。

Bard 大阪

Bard による位置情報の取得が有効になって初めて Bard を利用するときには、位置情報利用の許可を問うメッセージが出てきます。
ここで許可すると位置情報を Bard が利用できます(位置情報設定で変更可能)。

Location
📝すずき注:スクリーンショットを撮り損ねたので、Search Engine RoundtableBarry から画像をもらった

居場所に関係するプロンプトを使うことがあるなら、位置情報の取得を許可して Bard を利用するといいでしょう。