[対象: 上級]
コンテンツ作成者の名前や写真などの著者情報を検索結果に表示する機能が英語以外のサイトにも拡大したようです。
検索設定の言語は英語である必要があるものの、検索クエリや対象サイトは英語である必要はありません。
何のデータもなかったGoogleウェブマスターツールの「著者の統計情報」にもレポートが出ています。
2月8日以降、僕のブログの209ページが著者情報とともに検索結果に表示されたようです。
著者情報が出ると検索ユーザーの視線が集まるように思えるのですが、どうでしょう?
視線が集まってもクリックされなければ意味がないのですが、少なくとも写真は美男・美女にしておいたほうがよさそうです。
ピンぼけ写真や怪しげな画像はクリック率を下げるかもしれません。
写真はGoogle+のプロフィールの写真が使われます。
直接引っ張ってくるらしく、写真の変更は検索結果にすぐさま反映されます。
どの写真がいちばん見栄えがいいか見比べてみるのもいいでしょう。
著者情報を検索結果に表示させる方法は3つあります。
- 「rel=author/rel=me」要素を使う
- rel=”author”パラメータを使う
- コンテンツに名前とメールと追加する
「rel=author/rel=me」の公式ヘルプはこちら、rel=”author”パラメータと名前・メールの追加の公式ヘルプはこちらです。
両方とも日本語化されています。
「rel=author/rel=me」の設定は、Web担当者Forumで解説しました。
名前とメールアドレスによる設定はこのブログで以前に解説しました。
僕は3つとも設定しているので、どれが適用されたか分かりません。(汗
恐らくどれでも大丈夫なはずで、分かりやすい方法を試してみるといいでしょう。
rel=authorを使う時は正しく設定できているかどうかをリッチスニペット テストツールで検証できます。
BLIND FIVE YEAR OLDブログが、今閲覧しているページをリッチスニペット テストツールで簡単にチェックするブックマークレットを作りました。
上のリンクをブラウザのブックマークバーにドラッグ&ドロップします。
検証したいページでクリックするとリッチスニペット テストツールの結果画面が表示されます。
※IEでは動かないかもしれません。
設定後は自分のサイトのページが著者情報を正しく表示させているかを調べてみましょう。
なお著者情報以外の構造化マークアップの検証にも使えるのでリッチスニペット テストツールを頻繁に使う人には便利なブックマークレットです。
ECサイトのようにコンテンツ作成者がほとんど重要視されないサイトはともかくとして、メディアサイトやブログのようにコンテンツを作った個人が露出するようなサイトでは著者情報をGoogleに伝えておくといいことがあるかもしれません。
コンテンツの関連性・質に加えて、コンテンツ作成者の評価がランキングを決める要因に近い将来加わるに違いないと僕は予想(期待?)しています。
日本のGoogle(google.co.jp)にも著者情報の表示機能が早く導入されることを願いつつ、価値あるコンテンツ作成者になることを目指しましょう。