Googleが、“Google Caffeine”(グーグル・カフェイン)という開発コードネームで検索インフラストラクチャの刷新を計画していることを発表したのが昨年の8月でした。
プレ公開を経て11月には1つのデータセンターでの試験運用が始まりました。
ホリデーシーズンが終了する1月以降に本格的な導入を予定していたものの延期され、いまだに1つのデータセンターだけで動いている状態です。
しかし状況が急展開しているようです。
WebmasterWorldのスレッドでは、Caffeineの全面的な展開が始まったに違いないというレポートが多数寄せられています。
Caffeineのデータセンターと従来の他のデータセンターとの間でSERPの違いがほとんどなくなってきたうえに、大きな順位変動を起こしているケースもあるようです。
今のところGoogleからは公式なアナウンスはありません(Matt Cuttsはその時が来たら発表すると言っている)。
しかし、Caffeine全面展開の可能性が濃厚だと感じられるような報告ばかりです。
個人的にはいよいよかと思わせられるほどです。
SERPの変化を注意深く観察したほうがいいかもしれません。
なお昨日のエイプリルフール ネタとは違って、この記事は冗談ではありませんし、引用元のWMWのスレッドもほぼ間違いなくApril Foolジョークではなさそうです。
Googleが、4月1日に冗談でいくつものDCでCaffeineを動かしたということはあるかもしれませんが。(笑)