[レベル: 上級]
Google は Circle to Search(かこって検索)を改良しました。
AIO との連携
場所や、トレンド画像、ユニークなオブジェクトなど、さまざまな種類の視覚的な検索結果に対して AI Overview で概要を生成するようになりました。
従来は、通常の検索結果を提供していました。
こちらはデモ画像です。
風船アートで作った犬を丸で囲って Circle to Search で検索しています。
すると、このバルーン犬について概要を AI Overview が生成します。
実際に試してみました。
ウェブページに掲載されていた AC 充電器を Circle to Search 検索してみると、たしかに多くの検索で AIO が生成されました。
また、AIO の連携とは別に、画面に表示される番号やメールアドレス、URLをすばやく認識し、ワンタップでアクションを実行できるようにもなりました。
この機能は試したけれど、選択したテキストが普通に検索されてしまいました。
したがって、具体的にどんなふうにふるまうのかは確かめられていません。
比較オプション?
未公表ですが、Circle to Search に実装されるかもしれない機能も紹介します。
「比較」オプションです。
Android Authority が、APK(アプリファイル)の中身を分析して発見しました。
Circle to Search で検索したときのコンテキストメニューに「Compare」というオプションがでています。
まだ実際には機能しないそうで、囲った範囲の中にあるオブジェクト同士を比較するのか、それとも類似するオブジェクトと比較するのか、あるいはそれ以外の比較なのかは不明です。
複数の製品を見ていてどれにしようか迷っていたときに使える比較機能になると便利かもしれません。