[レベル: 中級]
Google は、Search Console がレポートする問題の分類方法の変更を完了しました。
2022 年 6 月のアナウンス後から除々に移行が始まっていました。
現在は、すべてのアカウントで新しい分類のレポートになっています。
We completed the migration. Read more about all the changes related to Search Console's updated issue categorization, including new changes to the Coverage (Page indexing) report https://t.co/m2CakCmVoe https://t.co/FWHxLcoNfl
— Google Search Central (@googlesearchc) August 15, 2022
ステータスカテゴリが 3 つから 2 つへ
Search Console の多くのレポートで、アイテムまたは URL にラベルを付ける方法が変更されました。
これまでは、最上位レベルでは 3 つ(以上)のカテゴリでステータスが分類されていました。
たとえば、次の分類です。
- 有効
- 警告
- エラー
これが 2 分類に変更されました。
分類ラベルはレポートによって異なります。
カバレッジ レポートなら
- 未登録
- 登録済み
モバイルユーザビリティ レポートなら
- 使用不可
- 使用可能
リッチリザルト レポートなら
- 無効
- 有効
のようになります。
こちらは、新しい分類になったカバレッジ レポートです。
変更の対象になったレポートは次のとおりです。
- カバレッジ
- ウェブに関する主な指標
- モバイル ユーザビリティ
- AMP レポート
- リッチリザルト レポート
- URL 検査
- Search Console API
ガイド付き
新しくなったレポートには、上部に次のメッセージが出ています。
簡易レポートが利用可能: 重大な問題を簡単に確認できるようになります
メッセージの横に出ている「ガイドを見る」リンクをクリックすると、新しい分類のレポートの見方を説明してくれます(内容はレポートによって異なる)。
こちらはカバレッジ レポートのガイドです。
各レポートのガイドをあなたも参照してみてください。
機能としては有効だけれど問題がある「有効(警告あり)」や「改善が必要」は、特に初級者を混乱させることがあります。
修正が必要なのか放置しても大丈夫なのかがはっきりしないからです。
新しい分類のレポートでは「良い・悪い」のどちらかなので理解しやすくなりました。
レポート分類変更に関する詳細な内容はヘルプ記事で確認できます。
ひととおり目を通しておくことを推奨します。