Googleは、入力ミスと思われる検索に対して「もしかして(英語では、”Did you mean“」と、修正候補を提示してくれます。
ときおり、おバカな修正候補を提示することがありますが親切な機能であることに間違いありません。
この「もしかして」修正は、修正候補を表示するものの、検索結果自体は検索ボックスに入力したキーワードに対応したものです。
しかし、今後は修正したキーワードでの検索結果を表示するようになるかもしれません。
上のキャプチャは、BlogstormのPatrick Altoft氏が発見したものです。
「search engine optimiisation」というスペルミス(正しくは、
「optimization」)での検索に対して、Did you meanの後に引き続き、修正した「search engine optimization」での検索結果を2つ表示しています。
同じ現象を、Danny SullivanもSearch Engine Landで報告しています。
Googleの創始者、Larry Pageを「larry pge」で検索したSERPです。
「もしかして修正」での検索結果表示も、Googleサジェストの変更と同じようにテスト段階らしく、僕は確認できていません。
もしこの機能が標準になったら、打ち間違いキーワードを狙ってサイトを作成しているWebマスターにとって、痛いニュースになりますね。
Dannyは、この他にもGoogleのSERPの新しい表示形式を発見しています。
スニペットに料金やレビューが表示されています。
attributeタグに記述した値が利用されているようです。
こちらは、サイト内のページへのショートカットリンクです。
「Sitelinks(サイトリンク)」に似ていますが、サイトリンクは複数のショートカットリンクがリスト表示されるのに対して、こちらはスニペットの先頭にサイト内の1ページだけへのリンクを「Jump to」として表示しています。
Dannyは、「Pagelinks(ページリンク)」と名付けています。
Googleは、矢継ぎ早に新機能を打ち出してきていますね。
テストでの評価が高ければ、標準の機能として導入されるでしょう。