Google、インスタントプレビューを廃止。キャッシュリンクをドロップダウンに格納。

[対象: 全員]

Googleは、キャッシュなどへのリンクの表示を変更し、またインスタントプレビューを廃止しました。

キャッシュリンクをドロップダウンリストへ格納

キャッシュと類似ページへのリンクがドロップダウンリストの中に収められました。
URLの脇にある小さな下向き三角をクリックすると現れます。

ドロップダウンの中のキャッシュリンクと類似ページリンク

Google.comでは「Share」(共有)リンクが含まれることもあります。

Google.comのドロップダウンリスト

Google.co.jpでは見つけることが僕にはできませんでした。
ないのかもしれません。
【UPDATE】co.jpでも出てくるようです。

キャッシュリンク表示の変更は数日前から展開が始まっていました。
現在はおそらく、すべてのユーザーに行き渡っているでしょう。

関連するアナウンスはGoogleから今のところ出ていません。

キャッシュや類似ページを一般ユーザーが見ることは少ないからドロップダウンの中にしまって検索結果をすっきりさせたんですかね。

インスタントプレビューの廃止

インスタントプレビューが廃止されました。

インスタントプレビューは検索結果でそのページの概観を見ることができる機能です。
2010年11月に導入されました。

英語版のウェブ検索の公式ヘルプフォーラムでのGoogle社員の説明によれば、利用率がとても低かったため廃止に至ったそうです。

確かに僕は使ったことはほどんどないです。
なくなってもぜんぜん困りません。

モバイル検索(スマホ検索)では、クィックビューがインスタントプレビューの代わりになりそうです。

この記事では、キャッシュリンクの表示形態の変更とインスタントプレビューの廃止の2つをレポートしました。
この2つの他にも検索結果ページに対する小さな改良が加えられているかもしれません。

気付いていたら教えてください。

おまけ

この記事を書くためにいろいろ検索していたら、僕のブログのGoogle+ページが検索結果の右パネルに表示されていることを発見しました。

検索結果に表示された「海外SEO情報ブログ」のGoogle+ページ

メジャーなブランドのGoogle+ページは今までにも出ていましたが、僕のブログのような個人運営の小さなGoogle+ページが出ているのを見たことはありませんでした。
幅広い適用を始めたのかもしれません。

一般サイトで表示させるには rel=”publisher” の設定が必要だと思います。

通常はブランド名などの指名検索(ナビゲーショナルクエリ)で表示されます。