[レベル: 初級]
Googleは、スマートフォン対応したページに対象にモバイル検索結果で付与していた「スマホ対応」のラベル表示を廃止しました。
インタースティシャルを表示するページのランキングを下げるアルゴリズム変更の導入とあわせて、「スマホ対応」ラベルの廃止も1週間前にGoogleは告知していました。
アルゴリズム変更は来年1月の実施予定ですが、ラベル廃止は早々に実施されたことになります。
「スマホ対応」ラベルが付かないモバイル検索結果
「スマホ対応」のラベルが付いていた以前の検索結果と、付かなくなった現在の検索結果を並べてみます。
スマホ対応しているクックパッドにもNAVERまとめにも、「スマホ対応」ラベルはもう付いていません。
僕が目立つように付けた赤枠を取り去って、”素”の状態に戻します。
一見するとラベルがないので確かにすっきり見えるのですが、表示に慣れていたせいか逆に、「”何か”がない」という違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?
ラベルがなくなった分だけスニペットの文字数が増えるかと僕は予想していたけれど、変わってないですね。
増やしてくれればいいのに。
なお、米Googleのモバイル検索での「Mobile-friendly」ラベルも表示されなくなっています。
グローバルでラベル廃止をGoogleは実施したと思われます。
ラベルはなくなってもモバイルフレンドリーはランキング要因
Googleが推奨するとおりにモバイル対応しているはずなのに「スマホ対応」ラベルが突然消えたと慌てる人が出てきそうです。
まわりにそんな人がいたら、仕様が変わってラベル表示が廃止されたことを教えてあげましょう。
ただしラベルが表示されなくなったからといって、モバイルフレンドリーがランキング要因から除かれたわけではありません。
今までどおり、モバイル対応していないページは検索順位が下がることがあります。
きちんとモバイル対応できているかどうかは、モバイルフレンドリーツールとモバイルユーザービリティレポートで確認できます。