ブログでは取り上げなかったのですが、Googleは昨年、ユーザーが検索結果を自分の好きなように操作できるというテストを行いました。
ユーザーは自分が気に入ったウェブページを検索結果の1位に移動させたり、逆に気に入らないページを検索結果から削除することができたのです。
検索結果をいじるというこの実験はすでに終わっていますが、さらに進化した実験が現在行われているようです。
TechCrunch、Google Operating Systemがレポートしていますが、いちばん詳しく解説しているのはJustin Hileman(ジャスティン・ハイルマン)氏のブログです。
検索結果に表示されたウェブページに、見たことのないアイコンが表示されています。
上向の矢印は、そのウェブページを1位に移動させます。
下向きの矢印は、移動させたウェブページを元の順位に戻すときに使います。
×印は、そのウェブページを検索結果ページから消します。
吹き出しマークは、そのウェブページに対してコメントを記述できます。
さらに、検索結果ページには出てこないけれども、役立つページを知っているときには、自分で新たに追加することもできます。
他の人が編集した検索結果やコメントを参照することもできます。
今のところ、ランダムに選んだ限られたユーザーに対して、2、3週間提供されるとのことです。
Googleアカウントでログインしているときだけ適用されます。
Edit Search Results(検索結果編集)と呼ばれるこの機能は、自分で検索結果を調整できるという点で、一歩進んだ、パーソナライズド検索と言えるでしょう。
他のユーザーと編集結果をシェアできるというのも、面白いですね。
もし本格的に導入されたとしたら、パーソナライズド検索と言えど、通常の検索結果にも影響を与える可能性もあるのでしょうか。
一部のユーザーへの期間限定の試験導入ですが、もしあなたが運よく選ばれたら教えてくださいね。