Google Search ConsoleのプロパティセットでモバイルユーザービリティやAMPなど、さらに多くのレポートが集計対象に

[レベル: 中級]

Google Search Consoleのプロパティセットで提供されるレポートの種類が増えました。
英語版のウェブマスター向け公式ブログでアナウンスが出ています。

プロパティセットは、複数のサイトのデータを1つの”セット”としてまとめて集計レポートする機能です。
これまでは、検索アナリティクスのデータだけが集計対象でした。
拡大により、モバイルユーザビリティレポートAMPレポートなど、さらに多くのデータを集計できるようになりました。

モバイルユーザビリティやAMP、インターナショナルターゲティングなどのレポートも集計対象に

具体的には、次のレポートの集計データを現在はプロパティセットで見ることができます。

  • メッセージ
  • 検索アナリティクス
  • モバイル ユーザビリティ
  • Acceralated Mobile Pages (AMP)
  • インターナショナル ターゲティング
  • リッチカード
  • ブロックされたリソース

Search Consoleのプロパティセット メニュー

HTTPからHTTPSへの移行やドメイン名の変更を伴うサイトの移転の前後の変化、通常サイトとアプリのデータの統計などプロパティセットが役に立つ状況があります。
すでに利用している人にとっては、集計の対象になるレポートが増え、プロパティセットの利便性がさらに増したのではないでしょうか。

プロパティセットをまだ利用したことがなく、どんな機能なのかさえ知らない人のために、公式ブログ記事とヘルプ記事を最後に載せておきます。