[レベル: 中級]
Google が開催した Search On 2020 イベントから、Passage Indexing と自動キーモーメント、Google レンズの類似アイテム検索といった改良や新機能を昨日、おとといと紹介しました。
この記事では、Google マップに関係する改善を取りあげます。
混雑する時間帯の対象拡大
Google マップが提供している [混雑する時間帯] の対象範囲が広がりました。
数百万の場所を現在はカバーし、グローバルでは2020 年 7 月と比べると 5 倍になりました。
今年の終わりまでには、公園や海水浴をはじめ、食料品店やガソリンスタンド、薬局など生活に必要な施設も対象になります。
混雑する時間帯はビジネスプロフィールで確認します。
さらに、経路案内の最中でも現在の混雑度を確認できるようになりました。
ソーシャルディスタンスが推奨される現在では、行き先の混み具合は非常に重要な情報です。
Google マップが頼りになります。
Search On 2020 での発表はこちらの動画で視聴できます。
混雑状況をどのように Google が取得しているかをオフィシャルブログが詳しく解説しています。
興味がある人は読むといいでしょう。
ライブビュー + AR
Google マップでは、AR によるライブビュー機能を利用できます。
レストランやショップを映すと、その店舗の評価や現在の混み具合が映像に重ねて表示されるようになります。
ライブビューで道案内してもらっているときにそのまま情報を得られるのは便利そうです。
検索同様に Google マップの改善にも Google は力を入れています。
スタッフの検温や施設の消毒といった新型コロナ対策のために導入した機能もその一環です。