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Googleによる不適切なtitleタグの書き換えが改善の方向に向かっているかもしれません。
検索結果に表示するページタイトルをtitleタグの記述に従わずに、検索キーワードに応じてこの方がユーザーにとって適切だと思い込んでいるタイトルにGoogleが勝手に書き換えてしまうことがあります。
かなり以前からある現象ですが、ここ数ヶ月特に書き換えの傾向が強まり、まったく意味を成さないタイトルに変更してしまうこともしばしばです。
これは、「納得できる」レベルの書き換え(「kenichi suzuki」で検索)。
これは、「余計なことしないで」レベルの書き換え(「海外SEO」で検索)。
どうしたら直せるかという質問を頻繁に受けています。
書き換えを防ぐことは、対応策がいくつかあるものの実際にはかなり困難です。
僕は直すのも面倒だし、書き換えにいったんは成功してもまた書き換えられることもあるので、無駄な努力はせずに放置しておきました。
ところが上で例に出した書き換えはどちらも現在は発生していません。
titleタグどおりの記述になっています。
titleタグの書き換えが解消されているケースを他にも確認しています。
titleタグ書き換えに悩んでいたとしたら、あなたもチェックしてみてください。
Googleが先日公式アナウンスした最近の10個のアルゴリズム変更のなかには、titleタグ書き換えの改良も含まれています。
ボイラープレートのアンカーテキストを以前ほど使わないようにしたと説明していて、今回の解消と直接的に関係があるかどうかの判断はできませんが付随しているかもしれません。
いずれにしても、おかしな書き換えがなくなるというのは嬉しいことです。
検索者にとって目に留まりやすくクリックしたくなるようなタイトルに変換してくれること自体は、適切に行なってくれさえすれば僕たちサイト管理者にとって悪い話ではありません。
問題は、意味があるふさわしい記述に書き換えてくれるかどうかですね。
さらなる改善に期待しましょう。