[レベル: 上級]
Google は Bard に数多くの機能を追加しました。
- Google レンズの組み込み
- 回答の音声読み上げ
- 会話のピン留めと名前変更
- 会話の共有
- トーンの選択
- Replit へのエクスポート
Google レンズの組み込み
画像をアップロードして、Google レンズの画像認識を利用できるようになりました。
たとえば、名前のわからない食べ物の写真をアップロードして名前を調べられます。
![Google レンズの組み込み](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-1-July2023-Update.png)
画像について問い合わせるだけで、画像の編集はできません。
Bard での Google レンズ利用は、まず英語で提供されました。
他の言語にもまもなく導入する予定です。
回答の音声読み上げ
Bard の回答を音声で読み上げさせることができるようになりました。
日本語で利用できます。
マイクのアイコンをクリック/タップすると回答を読み上げます。
![回答の音声読み上げ](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-3-July2023-Update.png)
なお、男性の声です。
会話のピン留めと名前変更
会話をピン留めできるようになりました。
会話履歴の先頭に固定できます。
また、名前を変更できるようにもなりました。
![会話のピン留めと名前変更](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-2-July2023-Update.png)
会話のピン留めと名前変更は日本語で利用できます。
会話の共有
会話を共有できます。
共有アイコンから共有 URL を作成できます。
![会話の共有](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-7-July2023-Update.png)
![会話の共有](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-4-July2023-Update.png)
会話の共有機能も日本語で利用できます。
トーンの選択
回答のトーンと文体を選択できるようになりました。
まずは英語での提供です。
![トーンの選択](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-5-July2023-Update.png)
次の 5 種類のトーンから選択できます。
- Simpler(簡潔に)
- Longer(長く)
- Shorter(短く)
- More professional(専門的)
- More casual(砕けた)
Replit へのエクスポート
Google Colab に加えて Replit にも Python コードをエクスポートできるようになりました。
![Replit へのエクスポート](https://www.suzukikenichi.com/images/Bard-6-July2023-Update.png)
Replit へのエクスポートは日本語でもサポートされています。
いくつもの新機能がリリースされました。
基本的には、使いやすさを改善する機能です。
競合にあたる ChatGPT や Bing チャットにはないものも含まれています。
とはいえ、AI チャットで肝心なのは回答の正確性と洗練性だと僕は考えます。
僕が日常的に利用するのは、ChatGPT と Bing チャット(と、今のお気に入りは Claude)です。
最近は Bard を使っていないのですが、回答の性能も向上しているのでしょうか?
Bard の性能を Google は意図的に制限しているとのことでしたが、性能の向上にも期待します。