Googleは、最近ウェブマスター向けのツールの開発・改良に力を入れています。
Google Trendsでサイトのアクセス数を調べられたり、キーワードツールに検索回数が表示されるようになったり、また広告主により詳細なデータを提供するAd Plannerという新しいツールを始めたり、といった具合です。
そして、また新しいツールが登場しました。
名前を「Google Insights for Search(グーグル 検索インサイト)」といいます。
Google Insights for Searchは、Google Trendsを発展させたようなツールで、検索ボリュームの推移、検索ユーザーの地理情報、関連用語などを調べることができます。
下のキャプチャは、Google Insights for Searchで「サッカー」と「野球」を比較したときの結果です。
※クリックで拡大表示
ここでは、2つのキーワードを比較していますが、1つのキーワードだけの指定も可能です。
期間やロケーションを絞ることができます
キーワードに関連するニュース記事のヘッドラインが表示されます。
どこの国からの検索があるのか、グラフと地図で分かります。
(例で調べたのは日本語のキーワードなので、ほぼ日本からだけですね。)
「City」というリンクをクリックすると都市別の表示に切り替わります。
最後のセクションにあるのは、関連キーワードの検索ボリュームと、検索数が伸びている関連キーワード(Rising searches)です。
「Breakout」は、大躍進しているキーワードです。
「高円寺女子サッカー」というPSのゲームがあるんですね。
初めて知りました。(??;
スクリーンショットは「サッカー」に関連するキーワードの情報ですが、ドロップダウンリストで「野球」に切り替えられます。
Google Insights for Searchは、すでに日本語のキーワードにも対応しているのが嬉しいですね。
使い道に悩む気もしますが、有効な使い方を見つけておおいに活用したいものです。
【UPDATE】
Google Insights for Searchの細かな使い方はこちらのエントリをご覧ください。
「グーグル インサイト フォー サーチ」の知らないと損する活用術