[レベル: 初級]
Google はモバイル検索結果に連続スクロールを導入しました。
米 Google (google.com) の英語検索で始まっています。
スクロールすると次々と検索結果が出現
下にスクロールすると次々と検索結果が出現します。
一般的によく使われる “Infinite scrolling”(無限スクロール)という用語ではなく、“Continuous scrolling”(連続スクロール)と Google は呼んでいます。
連続スクロールは無限スクロールとは若干異なっています。
従来の 4 ページ目相当までは無限スクロールです(※ 4 ページの理由は後述)。
それ以降の結果を見るときは、今までのように “See more”(もっと見る)ボタンで次の結果を読み込みます。
連続スクロールの導入により、スワイプ動作でスクロールするだけで検索結果の続きを見ることができます。
検索結果 4 ページ目でもクリックのチャンスあり?
Google によれば、追加の情報が欲しいユーザーの多くは 4 ページ目までスクロールするそうです。
そんなわけで、4 ページ目までの連続スクロールになったようです。
タップなしで、より多くの結果を連続して見られます。
今までだったらタップされなかった下位の結果の CTR(タップなので、“TTR” (Tap Through Rate) と呼ぶべき?)が上昇するかもしれません。
連続スクロールの検索は、米 Google の英語でのモバイル検索結果に導入済みです。
ほかの国への展開の言及はありません。
個人的には、遅かれ早かれ日本でも導入されるのではないかと推測します。
なお、Search Console の検索パフォーマンスレポートへの影響はありません。
連続スクロール導入以前と同じです。
Continuous scroll also does not change how position reporting works in Search Console. Positions reporting remains as if pages weren’t automatically loaded.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) October 14, 2021