学習コースの詳細情報を掲載できる新しいリッチリザルトをGoogleがサポート

[レベル: 上級]

学習コース情報を設定する新しい構造化データを Google はサポートしました。

より詳細なコース情報を提供

今までも、コース(Course)の構造化データをマークアップすれば、コースのタイトルと提供者、簡単な説明といった情報を検索結果に表示できました。

新しいコース情報の構造化データ(CourseCourseInstanceはもっと詳細なコース情報を設定できます。
たとえば、次のような情報です。

  • 価格
  • 学習レベル
  • 評価
  • コースの長さ

リッチリザルト、RRT、SC レポート

新しいコース情報構造化データでマークアップするとコースのリッチリザルトを検索結果にカルーセル形式で表示できます。

コースリッチリザルト
📸コースタイトルや提供者、評価、値段などがわかる

構造化データを正しく実装できているかどうかはリッチリザルト テストで検証できます。

コースリッチリザルト

Search Console の拡張レポートで状態を確認できます。

コースリッチリザルト

何かを学習するコース、特にオンラインコースを提供しているならコース情報構造化データを実装してみるといいでしょう。
実装の詳細はこちらの技術ドキュメントで確認できます。

なお、この記事を書いている時点では日本の Google ではコース情報リッチリザルトを見つけることはできませんでんした。
ありがちな「米国だけで提供」という言及は見当たらないので、グローバルの展開だと思われるのですが、サポートする言語と国に関して何かわかれば追記します。

【UPDATE (2023/12/13)】
現状は英語検索でのみ提供されます。