[レベル: 上級]
購入意図があるクエリで検索したときに、EC サイトだけを掲載するセクションを検索結果に Google は表示するようにしました。
米 Google のモバイル検索で導入されています。
EC サイト専用の Shops セクション
[carpet](カーペット)の検索結果です。
“Shops” というラベルが付いたブロックに 3 つの EC サイトが掲載されています。
“More shops” をタップすると展開し、さらに多くの EC サイトが出現します。
[mitten](ミトン)の検索結果にも Shops セクションが出てきました。
展開した状態です。
購買系クエリ、デフォルト 3 件、米国のみ
Shops セクションを正式に導入したことを Google の広報は Search Engine Land に認めました
そして、次のような特徴に言及しました。
- 購買に関連するクエリが対象
- デフォルトでは、3 件の EC サイトを表示
- 展開すると最大 10 件を表示
- セクション内の掲載順位はオーガニック検索の順位に基づく
- 米 Google のモバイル検索で導入
購買系のクエリで出てくるとは言え、実際に出現するのは現状ではかなり限られているようです(例を見つけるのにかなり苦労した)。
それでも、EC サイトにとっては露出場所が増えるのは嬉しいですね。
残念なのは米 Google (google.com) だけでの導入という点です。
米 Google のモバイル検索はショッピング系の特殊機能が豊富です。
たとえば、昨年夏に導入したセール商品専用のセクションも今は購買系クエリで頻繁に目にします。
メリットが多いこういう機能は米 Google に限定せずに、グローバルで展開してほしいものです。