[レベル: 上級]
UI を大がかりに改良するとともにバックエンドシステムを作り変えた新しい Search Console を Google は開発中です。
これまでは条件を満たした限られたごく一部のサイトだけがベータテストに参加できていました。
しかし、このベータテスト参加への招待がより多くのサイトに届いているようです。
[Image Credit: Search Engine Roundtable]
新 SC の新しいレポート機能
新バージョンの Search Console には新しいレポート機能が追加されています。
インデックスのさまざまなステータスを提供する Index Coverage(インデックス カバレッジ)レポートがそのうちの1つです。
スクリーンショットを Glenn Gabe (グレン・ゲイブ)氏がTwitter に共有しているので見てみましょう(ツイート内の画像が表示されていない場合は、元のツイートにアクセスしてください)。
※今回招待されたベータテスターには NDA は適用されていないようですね
こちらのレポートは、サイトマップ送信されていてインデックスされている URL の数の推移を表しています。
And many have asked for this for a LONG TIME. The new Index Coverage report will surface "submitted and indexed" urls. Hopefully with export pic.twitter.com/GTeKa60Fv7
— Glenn Gabe (@glenngabe) 2017年9月7日
こちらのレポートは、サイトマップ送信されていないけれどインデックスされている URL を示しています。
Have pages indexed, but not being submitted in sitemaps? The new Index Coverage report will surface these for you. No export yet, though. pic.twitter.com/wcGFeFMqYV
— Glenn Gabe (@glenngabe) 2017年9月7日
こちらのレポートは、 サイトマップ送信されているけれどインデックスされていない URL です。
Or how about pages submitted, but noindexed? These will also be surfaced in the new Index Coverage report. Dig in & make changes, if needed. pic.twitter.com/noBDhQ8U1c
— Glenn Gabe (@glenngabe) 2017年9月7日
こちらのレポートは、インデックスしてはいるけれど Google が関心を持っていない(品質が低いと判断している?)URL です。
Probably the most interesting (to me anyway) is the indexed, low interest report. The urls rarely appear in Search. *Could* be low quality. pic.twitter.com/C9o6JEFCmD
— Glenn Gabe (@glenngabe) 2017年9月7日
こちらのレポートは、Google が発見した rel=”canonical” タグがない重複コンテンツです。
If Google finds duplicate pages & no canonical tags, it will choose one as the canonical url. It's not always right. These will be surfaced. pic.twitter.com/KmIHNiVDlb
— Glenn Gabe (@glenngabe) 2017年9月7日
今までにはないレポートがそろっていますね。
ベータテストに参加するには?
新しい Search Console を自分も試してみたいと思うかもしれませんが、僕たち側からの意思でのベータテスト参加は残念ながらできません。
Google に選ばれたサイト(と管理ユーザー)だけが参加できます。
通常のベータテストへの参加登録には関係しません。
ベータテスト枠がさらに拡大されるか、もしくは正式公開まで待つしかありません。;)
運よくベータテスターに選ばれたとしたら、使いこなして Google にフィードバックしてあげてください。