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Search Console で利用できる URL パラメータツールの現状と今後について Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏がオフィスアワーで説明しました。
URL パラメータは現在停止中、新バージョンを開発中
ミューラー氏の説明の要点をまとめると次のようになります。
- URL パラメータ ツールのデータ更新がしばらくの間停止しているが、Google 側の問題であり廃止を予定しているからではない
- URL パラメータのものと似たデータを内部的には使用している
- 停止状態はまもなく解消するはず
- 新(現)バージョンの Search Console には、新しいツールとして URL パラメータを移行準備中
ということで、旧 Search Console の URL パラメータ ツールは現状ではうまく機能していないようです。
ですが、それはツールそのものを廃止するからではありません。
近いうちに復旧する見込みです。
現在の Search Console がベータ版から正式版になって以来ちょうど 2 年がたちました。
しかしながら、URL パラメータ ツールは依然として移行しておらず旧バージョンの Search Console で設定する必要があります。
現行バージョンの Search Console では、URL パラメータ ツールに相当する新しいツールを開発中のようです。
事前アナウンスはしたくないそうで、詳しいことにはミューラー氏は触れていません。
ただひとこと、とてもすばらしい (pretty cool) ものになるだろうとだけ表現しています。
パラメータ付き URL がたくさん発生する EC サイトで特に役立つツールになることが期待できるだろうとのことです。
EC サイトに限らずパラメータを多用する大規模サイトの管理者は、新しい URL パラメータ ツールの公開を楽しみに待ちましょう。