Googleの検索ページはシンプルさが特徴のひとつです。
しかしそれも過去の話になるかもしれません。
Googleは“Jazz”というあだ名のついたユーザーインターフェイスを昨年の11月下旬から一部のユーザーに対して試験導入していました。
※このブログではなく、Web担当者Forumの連載コーナーでピックアップしています。海外情報セクションの「グーグルの新しいUIを体験しよう」を参照。
Googleはさらに改良を加えたJazzのUIを、より広い範囲のユーザーを対象にテストしているようです。
運良く被験者に当たったようで新UIを体験することができたのでレポートします。
トップページはいままでとほとんど変わりませんが、検索結果を表示するページ、いわゆるSERPが大きく様変わりしています。
いちばん目立つのは、左サイドバーにあるナビゲーションメニューです。
これは従来のSERPで検索ツールを選択したときとほぼ同じメニューがそろっています。
したがって「検索ツール」オプションをクリックしたページが、標準のSERPになったと考えられます。
検索ツールは絞り込みに便利ですが、「検索ツールを表示」というリンクは分かりづらいし一般ユーザーで利用する人も少なそうなので、初めから見せてしまおうという狙いでしょうか。
メニューにはカテゴリが並んでいます。
傍点として小さなアイコンが頭に付けられていてビジュアル的に華やかになっていますね(Googleのロゴも微妙に変わっています)。
メニューに表示されるカテゴリの種類と数は検索したキーワードによって変化します。
上で見せたSERPはアメリカで発売されたばかりの「iPad」を検索したSERPです。
話題性・速報性のあるテーマなのでカテゴリには「ニュース」が表示されています。
画像や動画もユーザーとしては見たいところですね。
タイムリーなテーマなので検索結果がグリグリ動くリアルタイム検索用の「アップデート」も選べます。
こちらは先日東京タワーを抜いて日本で一番高い建造物になった「スカイツリー」のSERPです。
「iPad」と同じくメニューにニュースがありますが、観光地ということで「地図」が出ています。
こちらは「ネクタイの締め方」です。
絞り込みのカテゴリは「画像」と「動画」だけです。
ネクタイの締め方は文字よりも写真や映像で見た方が分かりやすいですよね。
なかなか賢いんじゃないでしょうか。
「一覧」をクリックするとすべてのカテゴリが展開されます。
また「その他のツール」をクリックすると細かな期間指定や、おなじみの「ワンダーホイール」が出てきます。
IPアドレスから自動で識別した検索者の現在位置を検索ボックスの下に表示しています。
パーソナライズ検索のひとつに含められることもあるローカライズ検索で利用される位置情報ですね。
場所は変えることもできます。
検索キーワードに応じたカテゴリの絞り込みは、Bingが導入したQuick Tabs(クイック・タブ)に似てなくもない機能です。
Bingをマネたわけではないでしょうが、ユーザーの利便性を追求した結果なのでしょう。
冒頭でも書いたようにGoogleのインターフェイスはシンプルな作りによる使いやすさがウリです。
しかし検索ユーザーのスキルが向上して複雑な構成になっても戸惑わなくなったと想定して、機能性を重視するようになったのかもしれませんね。
Twitterでのツイートや海外のブログやフォーラムを見ていると広い範囲でテストしているようなので、正式導入の可能性も高そうな気がします。