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話題になったニュースは多くの記事で引用されます。
そうした場合、そのニュースを最初に報じたのがどの記事なのかの判別が難しくなることがあります。
そこで Google は、大元となる記事に専用のラベルを表示するようにしました。
オリジナルのニュースには “highly cited” ラベルがトップニュース枠で付く
ほかのニュースサイトやメディアサイトで頻繁に言及された、起点となる記事がトップニュースに掲載された場合に “HIGHLY CITED” というラベルが付きます。
“highly cited” は日本語では「非常に多く引用されている」という意味になります。
そのニュースについて自分でも記事を書こうと思ったら、一次ソースとして大元の内容を確認するのは重要なことです。
あるいは、そもニュースのもともとの出どころを知りたいユーザーもいることでしょう。
こうしたケースで、highly cited ラベルが役立ちそうです。
highly cited ラベルは、オリジナル記事を検索結果で尊重しようとする Google の試みの一環です。
オリジナル要素に乏しい引用だけの継ぎはぎコンテンツではなく、最初に発行されたコンテンツが目立つようになるのは良いことです。
まず米国でスタート、数週間後にはグローバル展開
米国の英語の検索で highly cited ラベルはまず導入されます。
ひょっとしたらもう導入されている可能性もあるのですが、僕自身はまだ確認できていません。
まだ導入されていないのか、あるいは単に、highly cited ラベルが付くようなニュースに関連するクエリで検索できていないだけかもしれません。
いずれにしても、数週間後にはグローバルで展開する予定です。
日本のトップニュース枠でも近いうちに表示されることでしょう。