[レベル: 上級]
レストランのメニューを Google レンズで映すと人気がある料理をハイライト表示してくれます。
Google レンズによる人気メニュー提示は、今年の Google I/O で発表があった機能です。
Today's special: Google Lens. 🍽️ Automatically highlighting what's popular on a menu, when you tap on a dish you can see what it looks like and what people are saying about it, thanks to photos and reviews from @googlemaps. #io19 pic.twitter.com/5PcDsj1VuQ
— Google (@Google) May 7, 2019
米国出張の際に数回試した(お世話になった)のでこの記事で紹介します。
マップにもとづいてレンズがおすすめメニューを提案
使い方は簡単で、メニューを Google レンズで映します。
次に、「ナイフとフォーク🍴」のアイコンをタップします。
すると、そのメニューのなかから人気があるメニューをハイライト表示してくれます。
初めて入ったレストランで何を注文しようか考えるときにこの機能は実際に役立ちました。
また日本とは異なり、海外ではレストランのメニューに写真がまったく付いていないことが珍しくありません。
どんな料理なのか文字だけでは想像するのが難しいことがあります。
そのメニューをタップすると写真を見ることもできます。
人気メニューでかつ写真でも美味しそうに見えれば、外れる可能性は低いだろうということで頼りになります。
Google マップに投稿されたレビューと写真から人気メニューを選択
Google マップに投稿されたレビューと写真をもとにして Google レンズは人気メニューを選んでいます。
ユーザーからのレビューを分析して人気があるメニューを特定しているのです。
Google マップに料理の写真を投稿すると料理名を登録するように促されることがあります。
こうした情報ももとにして、メニューとその写真を関連付けているのでしょう。
米国のみで提供 日本でも利用可能に
この人気メニュー提案は Google レンズのとても便利な機能ですが、今のところは米国だけ利用可能です(のはず)。
【UPDATE】
日本でも利用できました(ただし対応できる飲食店はまだ限られているっぽい)。
Google レンズを紹介するサイトの日本語版には説明が載っていますので、日本でも利用できるようにしてほしいですね。
日本でも導入されることを期待してされているので、レストランやカフェなど飲食店のオーナーは料理の写真の投稿を顧客に促し、かつ料理の写真にはメニュー名を登録しておくといいかもしれませんね。
もちろん、料理に対しての(好意的な)レビュー投稿を集めることも必須です。