新しいGoogleマップではお店やレストランの評価が5段階に戻る

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Google I/O 2013で発表された新しいGoogleマップでは、お店やレストランなど地域ビジネスの評価が★(スターマーク)の5段階評価に変更になります。
見やすさと利用しやすさの改善が狙いです。

Zagatのデータを利用した30段階から以前の★5段階へ

ほぼ1年前のGoogle+ローカルの導入以来Googleマップなどにおけるレストランの評価スケールはZagat(ザガット)のデータを利用した30段階になっていました。

再びそれ以前の5段階に戻ったことになります。

以前の“言葉”による評価と新しいGoogleマップの5段階評価との対応を公式ヘルプフォーラムでGoogle社員が説明しました。

下の表のとおりです。

評価スケールの対応

システム的には依然として30段階を用いており、一部のサービスでは30段階の評価が表示されることもあります。

しかしGoogleマップとモバイルGoogleマップ、ウェブ検索、Google+ローカルでは5段階で評価が表示されます。

新Googleマップでの★5段階評価の例

こちらはこれまでのGoogle+ローカルページです。
Zagatの30段階評価と「大満足」の言葉による評価が見えます。

以前のGoogle+ローカルでの30段階評価

こちらは新しいGoogle+ローカルページです。
スターによる5段階評価が見えます。

新しいGoogle+ローカルでの5段階評価

ウェブ検索(プレイス検索)ではこんなふうになります。

プレイス検索での5段階評価

「23」と書かれても良いのか悪いのか直感的に判断できませんよね。
まして一般ユーザーは30点満点であることを知らない人も多いのではないでしょうか。

でも「4.6」と書かれていて、かつ★の数でも示されていれば「なかなか良い評価じゃん」と瞬間的に評価できそうです。

ユーザーにとってはわかりやすくなるし、ローカルビジネスオーナーにとってもユーザーに素早く正しく評価を判断してもらえますね。
クリック率にも影響してくるかもしれません。

5段階の★評価は個人的には歓迎すべき変更だと思います。

スターを出すために必要なレビュー数

最後はおまけです。

スターを出すためにはユーザーによる一定数の評価が必要です。

5つ以上集まるとスターが出てきます。

地域ビジネスを営んでいるなら最低5つのレビューを書き込んでもらって関連するGoogleサービスにスターを表示させましょう。

P.S.
新しいGoogleマップはまだ一般公開前です。
プレビュー版に申し込むと先行して利用可能です。
UIと機能がかなり刷新されています。