今日はローカルSEOに関するトピックです。
Googleローカルビジネスセンター(LBC)に登録しGoogleマップから集客しているサイト運営者にとって嬉しい機能が加わりました。
「サービス エリアの指定」です。
これまでローカルビジネスセンターでの場所の設定は、店舗や会社が存在している場所を指定しなければなりませんでした(郵便物を受け取れるところ)。
ですが、自分の場所ではなく顧客の場所を設定できるように拡張が加えられました。
「サービス エリアと場所の設定」セクションで「はい、顧客の場所でサービスを行います。」を選択するとサービスエリアを指定することができます。
指定場所からの距離で指定するか、または複数の対象エリアがあるときはリストで複数登録します。
サービスエリアの指定はどんな業種に便利かというと、主にお客さんの元へ訪れるサービスです。
たとえば、ピザのデリバリーやパーティのケータリング、引き取りのクリーニングや水回りの修理業者などが該当します。
顧客にとってはその業者がどこにいるかは大きな問題ではなく、それよりも自分のいる場所がサービスエリアに入っているかどうかが重要になってくるはずです。
特定のエリアにまたがってサービスを提供しているときはぜひ利用してみましょう。
なお、Googleマップのリスティングに表示させるローカルSEOはなかなか情報が出まわっておらず、そのアルゴリズムもよく変化するようです。
Googleマップの上位表示に関わる要因は過去のエントリをご覧ください。
1年以上前の記事ですが、重要度の強弱は変化していたとしてもローカルSEOに影響を与える要因であることに変わりはないはずです。
● Google マップで上位表示するための6つのSEO
またウェブページの被リンクに相当する「サイテーション」についても知っておくといいでしょう。
Web担当者Forumの連載コーナーで説明しました。
● グーグルマップSEOの上位表示でバックリンクに相当する要因
【Source】
Google Maps Finally Welcome To Home-Based & Service-Based Businesses – Search Engine Land
【UPDATE】
「ビジネス拠点の住所をリスティングに表示しない」にチェックを入れて住所を非表示にすると、ランキングが下がるいう結果がレポートされています。
そういうアルゴリズムなのかバグなのかは分かりませんが、安全のためにチェックは入れないでおいた方がよさそうです。