[レベル: 中〜上級]
Google は、モバイルの画像検索に掲載されるのレシピと動画の結果に、リッチ結果を表示するようになりました。
リッチ結果とは、構造化データで設定できる、より詳細な情報を含んだ検索結果のことです。
画像検索のレシピと動画のリッチ結果
画像検索のリッチ結果は、画像検索のレシピと動画に適用されます。
その画像が掲載元のページで構造化データでマークアップされていると、自動的にリッチ結果が個別ページに追加されます。
レシピ
こちらは、レシピの画像検索に出てくるリッチ結果です。
人数や材料などの詳細が表示されます。
これらは掲載元ページにおいて構造化データでマークアップされています。
動画
こちらは、動画の画像検索に出てくるリッチ結果です。
同じように、表示回数や公開日などの詳細情報が表示されます。
YouTube は投稿された動画を構造化データで自動的にマークアップしています。
ちなみに「動画を再生」をタップすると動画の再生が始まります。
余談ですが、動画も画像検索結果に掲載されるんですね。
知りませんでした。
レシピと動画は画像検索からのトラフィック増加に期待
今までどおりの構造化データのマークアップで、画像検索にリッチ結果を表示させることができます。
したがって、何らかの追加や修正は不要です。
構造化データさえ適切に設定されていれば動画は YouTube でなくても適用されます。
単に画像だけが表示されているよりも、その画像に関する詳しい情報が載っていた方がユーザーの興味をひくのではないでしょうか。
特にレシピサイトでは、リッチ結果効果による画像検索からのトラフィック増加に期待したいところです。
Google は商品に対してもリッチ結果を画像検索で表示しています。
さまざまなジャンルの画像に対してリッチ結果を今後も適用していくかもしれませんね。
[H/T] Aaron Bradley