[レベル: 初級]
Google マイ ビジネスが Google ビジネス プロフィールに名称変更しました。
同時に、Google マイビジネス専用のサイトを使わずに Google 検索と Google マップからダイレクトに実行できる操作がさらに増えました。
マイ ビジネスからビジネス プロフィールへ
マイ ビジネス (My Business) ではなくビジネス プロフィール (Business Profile) というプロダクト名を今後は使います。
サイトやヘルプではすでに名称変更されています。
オーナー確認は検索から
検索結果から簡単にオーナー確認できるようになります。
自分のビジネス名(お店や会社の名前)で検索すると、検索結果のトップにオーナー確認するように促すメッセージが出てきます。
ここから、オーナー確認のプロセスを進められます。
プロフィール管理も検索から
いったんオーナー確認したあとも、検索もしくはマップからビジネスプロフィールを管理できます。
今までのように Google マイビジネスにアクセスする必要はありません。
Google マイ ビジネスを介さずに、検索/マップから管理できるビジネス情報が増えてきています。
さらに増えます。
自分のビジネス名または [マイビジネス] で検索します。
自分が管理しているビジネスのリストが検索結果に表示されます。
ここからさまざまな操作が現在は可能です。
初期状態では、5 つの操作がカルーセルに掲載されています。
これは、Google が優先度順に並べています。
つまり、先頭の操作から重点的に実行するのが(Google の)おすすめということです。
新たに、メッセージへの返信も検索結果からできるようになりました。
米国では、ビジネス プロフィール経由でかかってきた電話の情報も入手できます。
加えて、自分のビジネス プロフィールがユーザーにどのように表示されるかや、ビジネスプ ロフィールに問題が発生している場合はその内容も検索結果から知ることができます。
Google マイビジネスは引退
最終的には、ビジネス プロフィールに関するすべての操作を検索/マップから実行するようになります。
2022 年中には Google マイビジネス アプリは終了の予定です。
ウェブ版の Google マイビジネスは完全にはなくなりませんが、“Business Profile Manager”(ビジネス プロフィール マネージャ)という名前になって、複数のロケーションを一か所で管理する大規模ローカルビジネス向けツールに衣替えします。
なお、Google My Business API は Business Profile API へと名称が変わりますが、機能は変更ありません。
ローカルビジネスを管理するために Google が提供しているプロダクトは過去に何度もブランド名を変えています。
「Google プレイス」や「Google+ ローカル」を覚えている人は、ローカル SEO に長らく取り組んでいる証拠です。
「Google マイ ビジネス」は比較的長続きしたほうでしょうか。
Google ビジネス プロフィールはどのくらい持続するのか。
名称はともかくとして、検索やマップからすべての操作を実行できるのは便利になる改良と言えるでしょう。
検索とマップからビジネス プロフィールを管理できることをプロモーションする Google 制作の動画を最後に埋め込んでおきます(英語だけど日本語字幕あり)。