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Googleは、批評家が書いたレストランやカフェのレビュー記事をナレッジカードに掲載するようにしました。
批評レビュー記事を提供しているサイトは、構造化データでマークアップすることでナレッジカードに掲載される機会を得ることができます。
ナレッジパネルに掲載される批評レビュー
こちらは「restaurants seattle」(レストラン シアトル)の検索結果に出てきたローカルパックです。
3つ出てきたレストランの下に「E」のロゴとともに、短いスニペットが見えます。
これらは、”食”をテーマにしたEaterというサイトに掲載された、そのレストランが言及された記事のタイトルです。
タップするとそのレストランのナレッジカードに移動し、そのレストランを紹介している、もっと多くのレビュー記事を見ることができます。
ここでは、レストランレビューサイトのZagat(現在はGoogleが所有)のレビューが「Critic reviews」(批評レビュー)というラベルとともにトップに大きく掲載され、そのほかのレビューがその下にリストアップされています。
レビューをタップすれば、そのサイトに移動してレビュー記事の全文を読めます。
必ずしも、レストランのレビューサイトだけからとは限りません。
The GuardianやCBS Localのようなニュースサイトも混じっています(レビューが掲載されるサイトは後述)。
PC検索のナレッジパネルにも「Critic reviews」は出てきます。
ちょうど1年前に、映画やTV番組に対する批評家のレビュー記事を、同じように「Critic review」としてGoogleはナレッジパネルに掲載し始めました。
レストランやカフェなどのローカルビジネスにも批評家によるレビュー記事の掲載をGoogleは拡大したのです。
構造化データで批評レビューをマークアップ
あなたのサイトがレストランの批評記事を提供しているなら、Critic review向けの構造化データでマークアップすることによりナレッジカードに掲載される機会を得ることができます。
Critic reviewsに必要なschema.orgは、デベロッパーサイトに先日公開されました。
ただし、Critic reviewはまだ試験運用中です。
ZagatやEaterなど限られたパートナーサイトが参加しているにすぎません。
興味を持った場合は、専用フォームから参加をリクエストする必要があります。
ローカルビジネスの批評レビューは、今のところ米Google (google.com) の英語のレビューが対象です。
しかしほかの国と言語にもすぐに展開するとのことです。
ユーザーによって投稿されたレビューではなく、精通しているライターによって書かれたレストランのレビュー記事を掲載しているサイトは今のうちから準備に取り掛かると面白いかもしれませんね。
ナレッジカードを通じて、あなたの批評レビュー記事をさらに多くのユーザーに読んでもらえるチャンスを手にできそうです
批評レビューのナレッジカード掲載に興味を持ったならこちらのGoogle公式情報をお読みください。