Googleは、独自のソーシャルネットワークサービスとして「Google+」(グーグル・プラス)と呼ぶプロジェクトを立ち上げました。
米国のGoogle公式ブログでアナウンスがあり、日本語訳ページがすでにできあがっています。
詳細は上の紹介ページを見ていただくとして概要をざっと紹介します。
※紹介ページにあるプロモーションビデオは英語ですが、再生バーの「CC」から日本語のキャプションを表示することもできます。
Google+は、基本的にはFacebookやTwitterのようにオンラインで繋がっている友だちとコミュニケーションする、いわゆるソーシャルネットワークサービスです。
Google+ならではの機能として次のようなものがあります。
+サークル
特徴的なのは「サークル」といって特定のユーザーだけのグループを作成できることです。
友だちや家族、SEO仲間のようにその人との関係に応じて自由にグループ分けできます。
サークルに登録したユーザーとだけ情報を共有することが可能です。
これはFacebookやTwitterにはない機能ですね。
+Sparks
このサービスだけ日本語になっていないのですが、「スパークス」です。
「Sparks」は、興味のあるトピックを登録しておくとそのトピックにマッチした情報を見つけてきてくれます。
+ビデオチャットルーム
これはそのままです。
相手の顔をビデオで見ながら友だちとおしゃべりできます。
以下の3つはモバイルのための機能です。
+位置情報
Google+からの投稿にはすべて情報を付加できます。
付けないこともできます。
+インスタント アップロード
モバイル端末で撮った写真をそのばでクラウド上の自分のアルバムにアップロードして共有できます。
+グループチャット
これは文字ベースのチャットです。
それぞれのサービスの使い道は紹介ページに例が出ています。
自分なりの便利な使い道を思い浮かぶ魅力的なサービスはありましたか?
「+」(プラス)という言葉が付いているので、日本版公開のアナウンスがあったばかりのGoogle +1との関係が深いのだろうと想像しますよね。
すべての投稿には+1ボタンが付きます。
しかし今のところ、「Google+」のなかで自分や友だちが+1したコンテンツの情報を確認することはできないようです。
Googleは、+1を流行らせたいはずなのに中途半端ですね。
「早く始めたい!」とあなたが思ったかどうかはさておき、現在、「Google+」は招待した一部のユーザーにだけ試験的に提供されています。
一般公開までにはそれほど長くはないだろうとのことです。
通知が欲しい人はこちらから登録できます。
何とかしてソーシャルメディアの世界にも進出したいGoogleですが、どうなることでしょうか。
公開直後の盛り上がりは予想できます。
問題はその後定着するかどうかですね。
個人的には応援したいところですが、どうかな〜、過去の例を見ると難しい気もします。
一般公開を待ちましょう。
【UPDATE】
現在は招待できなくなっています。
招待状依頼のコメントは書かないでください。