Googleがトップページよりも内部ページを重視し始めた

Googleで、今まではサイトのトップぺージが上位表示されていたキーワードで検索すると、ここ最近は内部ページが入れ替わって表示されるようになってきたとのレポートが出ています。

1つめは、アメリカで著名なSEOエキスパートのAaron Wall(アーロン・ウォール)氏のブログの記事です。
2つめの記事に対しては、WebmasterWorldのフォーラム管理者tedsterも同じような現象を確認しているとツイートでコメントしていました。

tedsterのツイート

Aaron Wall氏の調査では普段は順位が安定しているはずのビッグキーワードでも起こっているとのことで、アルゴリズム変更だろうと彼は考えています。

また2つの記事ともに、トップページではなく内部ページを出すことでユーザーがクリックするか、どんな反応を示すかをテストしているのではないかと疑っています。

入れ替わりで上位に出た内部ページが、トップページよりも検索者の意図に合致したコンテンツを含んでいるなら何も問題はありませんね。
直帰率が下がり、反対にコンバージョン率が上がることが期待できます。

目に見えるような大きなランキング変動が通常起こりにくいGoogleですが、先日の激しい順位変動のように断続的にいつもよりもユーザーにはっきりと気付かれるアルゴリズム変更を実行しているのかもしれません。

日常的にランキングをチェックしているサイト管理者は、この内部ページ重視の動きが発生していないか確認してみてください。