[レベル: 上級]
Google Search Console API で時間単位のデータを取得できるようになりました。
Search Analytics 経由で最大 10 日分の時間単位データを取得可能
Search Console のパフォーマンスレポートで直近 24 時間のデータを提供する「24 時間ビュー」を Google は昨年暮れにリリースしました。
この時点では、UI 版の Search Console でのみ時間単位のレポートが提供されており、API 経由では入手できませんでした。
要望を受けて、Search Console API の Search Analytics が時間単位データの取得をついにサポートしました。
さらに歓迎すべきことに、UI 版は過去 24 時間分の時間単位データしか表示しませんが、API は、最大 10 日分のデータを時間単位の内訳で返します。
対象期間の拡大により、最新日の時間単位データを表示するだけでなく、直近の日を前の週の同じ曜日と比較することも可能です。
曜日のパターンを分析する際に役立ちます。
24 時間ビュー API でコア アップデートの影響を分析
24 時間ビューをサポートした Search Console API と、Analytics Edge というツール、Microsoft Excel を連携して、コア アップデートのような大型の検索システムアップデートの影響を分析する方法を Glenn Gabe 氏が共有しています。
2 つの類似した期間(たとえば、1 週間離れた同じ曜日)におけるクリック数とインプレッション数を時間単位で比較することで、アルゴリズムアップデートの正確なタイミングとその影響を特定するのにこの方法は役立つとのことです。
![How to compare hourly Google Search Console Data (GSC) to track impact from major algorithm updates using the GSC API and Analytics Edge [Tutorial]](https://www.suzukikenichi.com/images/how-to-compare-hourly-google-search-console-data-analytics-edge.webp)
設定方法や分析方法の詳細はゲイブ氏が説明するチュートリアルで学んでください(必要なツールの一部は有料)。