[レベル: 上級]
米国・英語の Google の SGE (Search Generative Experience) で文書作成ができるようになりました。
画像作成機能とともに2週間ほど前に発表されていたSGEの追加機能です。
メールや記事を SGE に書かせる
検索ボックスに次のように入力しました。
Write a reply declining an invitation to Jane’s birthday party.
ジェーンの誕生日パーティへの招待をお断りする返信を書いて
SGE が返信を作成してくれます。
記事も書けます。
write an article for seo beginners
SEO 初級者向けの記事を書いて
文体を選べます。
- Initial draft(下書き)
- Long(長くする)
- Professional(専門的)
- Simple(簡潔)
初期状態は「Initial draft」です。
「Long」バージョンです。
長くなってますかね?
「Professional」バージョンです。
プロフェッショナルっぽい記事には……。
「Simple」バージョンです。
シンプルにはなりました。
文章のエクスポート
SGE に書いてもらった文章は Gmail または Google ドキュメントにエクスポートできます。
Bard との棲み分けは?
LLM をベースにした Google の AI チャットといえば、Bard も利用できます。
Bard でも同じように文書を作成できます。
文体の変更やエクスポートもできます。
Bard を検索エンジンのように使って調べごとも可能です(ハルシネーションが起きうるので僕はお勧めしませんが)。
SGE と Bard で同じことを実行できるようにますますなってきました。
どちらを使ったらいいのかというユーザーの混乱やリソースの分散といった問題は起きないのでしょうか?
もっと言えば、画像作成など、SGE は、“検索” プロダクトではもはやなくなってきているようにも感じます。