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「新しさ」が重要なクエリに対してはより最新のコンテンツを検索結果に表示するアルゴリズム更新を Google は今年 2 月に実行しました。
公式ブログで紹介記事が公開されています。
主に、強調スニペットの生成に影響します。
新しさが求められる強調スニペット
あらゆる強調スニペットにおいても新しさが重要視されるわけではありません。
たとえば、“income brackets”(所得階層)で検索するユーザーは、最新のデータを手にしたいはずです。
5 年前、6 年前のデータではないでしょう(昔のデータが欲しければ、“income brackets 2014″ のように年代を入れるはず)。
今年の祝日カレンダーや、TV 番組の次のシーズンの放映開始日なども最新の情報をユーザーは望むでしょう。
一方で、「夕日はなぜ赤い」のようなクエリは、必ずしも新しさが重要な要素ではありません(これまでの定説を覆す新たな科学的事実が発見されない限りは)。
数年前に公開されたコンテンツでも問題ないでしょう。
このように情報の鮮度が求められるクエリに対しては、より新しいコンテンツから強調スニペットが生成されるように Google はアルゴリズムを改良しました。
今年 2 月に実施していたとのことです。
公式ブログの記事を読む限りでは、強調スニペットに影響するアルゴリズム更新のようです。
言及はされていませんが、おそらくグローバルでの適用でしょう。
強調スニペットの出現が圧倒的に多い米 Google 検索のほうが日本の Google 検索よりも影響を受けていそうです。
それでも、強調スニペットに利用されるページをたくさん保有しているサイトは気にかけてみてください。