[レベル: 上級]
Product(商品)の構造化データで価格下落をリッチリザルトに表示できるようになりました。
米 Google (google.com) の PC 検索とモバイル検索ですでに導入されています。
リッチリザルトで通常価格と比較できる
価格下落の拡張表示によって、価格が下がったときにそのことをリッチリザルトでユーザーは認識できます。
Price(値段)に続くカッコの中に “typically $39” と書かれています。
「通常 39 ドル」の意味です。
現在の値段が 27.99 ドルなので 10 ドル以上値下がりしたことがわかります。
Offer タイプを追加する
価格下落を表示させるには、Offer
タイプを Product
構造化データに追加します。AggregateOffer
ではいけません。
price
プロパティで指定する値段は特定の金額にする必要があります。
範囲で指定しません。
「39.00 ドル」のようにして、「39.00-59.99 ドル」のようにはしません。
金額が下がったかどうかは 過去の平均価格に基づいて Google が自動で検出します。
サイト側で、値下げしたことを通知する必要はありません。
値段が下がったことがわかればユーザーはお買い得だと感じて、クリック率が上がるかもしれません。
Product
でマークアップしているなら、ほとんどの場合は Offer
タイプも使っているように思います。
現状のままで条件を満たせそうなので、日本でも導入してほしい機能です。