[レベル: 上級]
JSON-LDで設定したレビューと評価のリッチスニペットをGoogleは検索結果で表示し始めました。
2015年7月にJSON-LDでのリッチスニペットをGoogleはサポート開始していました。
しかし一部のタイプに限られていて、この時点ではレビュー・評価は対応がまだ完了していませんでした。
検索結果に出てきたレビューと評価のリッチスニペット
こちらは実際に検索結果に出てきたレビューのリッチスニペットです。
インド映画のレビューページです。
ソースコードには、schema.org/Review がJSON-LDで書かれています(見づらかったのでキャプチャは貼りません)。
こちらは、僕が実験していたページに出てきた評価のリッチスニペットです。
schema.orgの動画 (VideoObject) をJSON-LDでマークアップしています。
平均評価として、aggregateRating をエンベッドしています。
このページのソースコードです。
JSON-LDで schema.org/VideoObject を記述し schema.org/aggregateRating をエンベッドしているのがわかるはずです。
Googleは、JSON-LDのサポートを拡大していく
GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏はTwitterで、「JSON-LDで記述した商品レビューのリッチスニペットが検索結果に出てきているサイトを見た」というフォロワーに対して次のように返信しています。
私たちはJSON-LDのサポート拡大に取り組んでいる。どんと腰を据えて待っていてほしい。
@Hermikus We're working on expanding JSON-LD support, so I'd hang tight.
— John Mueller (@JohnMu) 2016, 1月 26
レビューと評価は最も多く使われている構造化データです。
JSON-LDでもリッチスニペットを表示できるようになったのは嬉しい進展です。
レビューのJSON-LDサポートは対応中なのでMicrodataかRDFaを使うことを勧めます。
このような注釈が、構造化データのデベロッパー向けサイトに書かれています。
でも、近いうちに削除されるんじゃないですかね。
レビューと評価の構造化データに対しても、これからは躊躇せずにJSON-LDを使っていけそうです。
H/T:
Google Displaying JSON-LD Ratings & Reviews in Search Results