[レベル: 中級]
検索結果で、その結果がどんなサイトからの情報なのかを表示する機能を Google は導入しました。
Wikipedia の説明文を引用
サイトの情報を見るには検索結果にあるタテの 3 点ドットをクリック/タップします。
そのページを公開しているサイトが Wikipedia に掲載されている場合は、Source(情報源)として Wikipedia から引用した説明を表示するボックスが出現します。
“About this result”(この結果について)という見出しが付いています。
Wikipedia から引用する理由は無料で利用できることに加えて、
- 最も多くの情報を蓄積していて
- 最も最新で
- 最も信頼できる
からだそうです(異論があるかもしれませんが、Google 的にはそういうことです)。
説明に加えて、HTTPS を適用しているサイトには次の注釈も付きます。
Your connection to this site is secure
このサイトへの接続は安全です
Wikipedia 非掲載のサイトは最初のインデックス日
Wikipedia に掲載されていないサイトには、Google が最初にインデックスした日の情報が代わりに表示されます。
suzukikenichi.com was first indexed by Google more than 10 years ago
suzukikenichi.com は 10 年以上前に Google によって最初にインデックスされました
求人結果やローカル結果にもサイト情報
求人検索結果やローカル検索結果にも情報源が表示されます。
こちらは求人検索結果です。
Source には次のように書かれています。
These are job listings across the web.
これらはウェブ上からの求人情報です。
こちらはローカル検索結果です。
Source には次のように書かれています。
This is info that Google gathered about local places and services.
これは、地域の場所とサービスについて Google が集めた情報です。
ここまで見てきたような、検索結果の情報源を提供する理由は、それまで知らなかったかもしれないサイトの情報をユーザーに提供するためです。
検索結果に出ているサイトについてあらためて検索し直さなくても、そのサイトに素性がわかります。
信頼できるかサイトなのかどうかを確かめることに役立つかもしれません。
検索結果に出てきたサイトの情報を提供する機能は、米 Google (google.com) の英語の検索で試験的に提供が始まりました。
モバイル検索と PC 検索の両方で利用できます。
その他の国と言語での提供に関しては言及していません。