[レベル: 初級]
検索結果がパーソナライズされているかいないかのメッセージが検索結果に表示されるようになりました。
検索結果ページの下にメッセージ表示
検索結果の下までスクロールすると、その検索結果がパーソナライズされているかいないかが示されます。
何も設定していなければ通常は、「検索結果はパーソナライズされています」と表示されます。
「パーソナライズなしで試す」をクリックすると、パーソナライズされていない検索結果に再読み込みされます。
検索結果のトップには次のメッセージが出ています。
これらの検索結果は、ユーザーの興味や関心に合わせて表示されるものではありません。
詳細は、パーソナライズ検索を説明するヘルプ記事にリンクしています。
検索結果の最下部のメッセージは「検索結果はパーソナライズされていません」に変わりました。
モバイル検索も同様に、パーソナライズされているかいないかのメッセージが検索結果の下部に表示されます。
この結果についてパネルから移動
検索結果がパーソナライズされているかいないは、「この結果について」パネルの中にこれまでは表示されていました。
「この結果について」パネルからウェブ検索結果に移動したようです。
パーソナライズ検索によって結果が変化する度合いはかなり小さいとのことだったのですが、最近、以前よりもパーソナライズが強まったのではないかとの観測もあります。
ひょっとしたら、メッセージの移動と関係があるのかもしれません。
📝すずきメモ;検索ユーザーの物理的な場所や使用しているデバイス、設定言語による検索結果の変化はパーソナライズとは別ものなので混同しないように
【UPDATE (2024/12/7)】
Google の広報から Search Engine Land がコメントを得ました。
This change makes it easier for people to get an accurate understanding of whether their results have been personalized, while also providing them with the opportunity to explore non-personalized results. We also make it easy for people to adjust their personalization settings at any time.
この変更により、ユーザーは、自分の検索結果がパーソナライズされているかどうかを正確に把握しやすくなり、パーソナライズされていない結果を閲覧することもできるようになります。また、パーソナライズ設定はいつでも簡単に調整できます。
パーソナライズを常に無効にして検索する方法
ついでに、PC 版 Chrome でパーソナライズを常に無効にして検索する方法を共有します。
Chrome では、アドレスバー(オムニボックス)からのウェブ検索で利用する検索エンジンをカスタマイズできます。
詳細はヘルプページに解説があります。
既定の検索エンジンの URL を次のとおりに設定するとオムニボックスからの検索は常にパーソナライズされていない状態になります。
http://www.google.co.jp/search?q=%s&pws=0
📝すずきメモ:pws=0
はパーソナライズを無効にするパラメータ
なるべく標準に近い検索結果を見たいので、僕は常にパーソナライズを OFF にしています。