Google Sitelinks(グーグル・サイトリンク)とは、サイト内のページへのリンクをSERPに表示する機能です。
サイトリンクが出現する条件は、かなり緩和され今では多くのサイトで見ることができます。
ところが、今までに見たことのないサイトリンクを目撃しました。
毎度おなじみのGoogleのスパムハンター隊長、「Matt Cutts」をGoogle.comで検索したときのSERPです。
サイトリンクはドメインルート、今回のケースなら「www.mattcutts.com」の下に出てくるものだとばかり理解していました。
しかし、サイトリンクは「www.mattcutts.com/blog/」、サブディレクトリに表示されています。
Matt Cutts氏のドメインルートのページは、1ページだけの非常に簡素なものです。
僕のwww.suzukikenichi.comも、ドメインルートのコンテンツは少なく、メインコンテンツは「/blog/」に設置してあるこの海外SEO情報ブログです。
でも、Googleウェブマスターツールで見るとブログにサイトリンクは出ていません。
ブログにも出せたらなんとなくカッコいいので(笑)、サブディレクトリのサイトリンクについてWebmasterWorldで聞いてみました。
・Matt Cuttsのサイトはドメインルートにほとんどコンテンツがなく、サブディレクトリの「/blog/」にブログをインストールして運用している、
・さらにGoogleウェブマスターツールで、サブディレクトリの方をサイトして登録している、
だからだろうとアドミニストレータのtedster氏が、コメントを返してくれました。
でも、先ほども言ったように僕もメインコンテンツはサブディレクトリのブログに展開していて、WMTではブログも1サイトとしてすでに登録済みです。
でも、出ていません。
tedster氏によれば、僕が予測していたように、サブディレクトリにサイトリンクを出すには、レベルの高い信頼度(リンク?)をGoogleから獲得しなければならないようです。
サブディレクトリにサイトリンクが表示されるのは珍しいと思っていましたが、調べたところそうでもありませんでした。
▼Google.comで「iphone」のサイトリンク
日Googleでも、サブディレクトリのサイトリンクを見ることができます。
▼Google.co.jpで「Windows」のサイトリンク
▼Google.co.jpで「アイポッド」のサイトリンク
最後の「アイポッド」1位のサイトは、公式サイトではありません。
なのに、サイトリンク、しかもサブ(サブ)ディレクトリにサイトリンクを出しています。
アイポッドに比べたら、たとえば「海外SEO」で、このブログにサイトリンクを出すのはずっと簡単なように思えるのですが・・・。
自己満足と言われればそれまでですが、このブログにもサイトリンクを出したいです。(笑)