プライバシー問題で物議をかもし出しているGoogleストリートビューに、ユーザーオリジナルの写真が表示されるようになりました。
上部にサムネイル形式で、場所に対応した写真が並びます。
数が多い場合は、スライド形式で入れ替わります。
Google Lat Long Blogによると、これらの写真はPanoramio(パノラミオ)という画像投稿サイトにユーザーが投稿した写真を利用しているとのことです。
どの画像をピックアップするかは、イメージマッチング アルゴリズムの技術を使い、ストリートビューの場所に対応したものを選びます。
Googleマップ日本でもすでに利用でき、日本国内の場所でもストリートビューとユーザーオリジナル写真の関連付けが始まっています。
こちらは、「銀座 数寄屋橋」のストリートビュー+オリジナル写真です。
こちらは、「東京タワー」のストリートビュー+オリジナル写真です。
写真の数が少ないですね。
画像投稿といえば、Flickr(フリッカー)が有名ですが、Panoramioは日本ではどのくらいポピュラーなんでしょうか?
Flickrは買収により、今はYahoo!の所有物です。
Panoramioは、2007年にGoogleが買収しています。
僕は、今回初めて知りました。
利用するユーザーの数が増えれば、日本でもストリートビューに表示される写真が増えてきそうですね。
プライバシーの問題はあるものの、明らかに公共の場所であればストリートビューは非常に便利なサービスです。
これにユーザーが作ったコンテンツであるUGC(User Generated Content)が、加わればさらに便利になりそうです。