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新しいレンダリングエンジンに対応したモバイルフレンドリー テスト ツールを Google は内部でテストしているとのことです。
ツールのレンダリングエンジンもアップデート
Googlebot のレンダリングエンジン (WRS: Web Rendering Service) を Google は 5 月にアップデートしました。
最新の Chrome に相当するレンダリング機能を Googlebot は現在は常に搭載するようになっています。
しかしながら、レンダリングを検証するツール、たとえばモバイルフレンドリー テスト ツールは古いレンダリングエンジン (Chrome 41 相当)を依然として利用したままでした。
モバイルフレンドリーテストのスクリーンショットが真っ白です。
これは、古いレンダリングエンジンがサポートしていない技術を検証したページが使用してるためです。
本来ならば、このようにページが表示されなければなりません。
Google の Martin Splitt(マーティン・スプリット)氏によれば、新しいレンダリングエンジンを搭載した各種ツールのアップデートに取り組んでおり、内部ではテストを始めているとのことです。
Not yet, work in progress!
— Martin Splitt @ 🇩🇪 #ejs19 (@g33konaut) 2019年6月20日
We're already doing internal testing, so there's that 😬
— Martin Splitt @ 🇩🇪 #ejs19 (@g33konaut) 2019年6月20日
アップデートするツールは、モバイルフレンドリー テストのほかには次も含まれるでしょう。
- URL 検査ツール
- リッチリザルト テスト ツール
- AMP テストツール
Googlebot が本当に正しく自分のサイトをレンダリングできているのかどうかを確かめるためには、ツールでの検証が欠かせません。
テストが完了し、アップデートしたレンダリングエンジンが各種ツールに早く正式に搭載されてものです。