表示が遅いページはますます嫌われる?「Slow to load」の警告メッセージをモバイル検索でGoogleがテスト中

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表示速度が遅いページに「Slow to load」という警告メッセージを検索結果で表示するテストをGoogleがモバイル検索で実施しているようです。
The Android Soul が遭遇しました。

警告マークとメッセージ

The Android Soulが記事に掲載したスクリーンショットをキャプチャしたのが、こちらの画像です。

Slow to loadの警告メッセージが表示されるモバイル検索結果

黄色い三角の警告マークと「Slow to load」というメッセージがスニペットの前に付いています。
「Slow to load」は日本語だと、「読み込みが遅い」や「表示が遅い」という意味になります。

「Slow」と書かれた赤いラベルを遅いページに対して表示するテストが以前にも目撃されていました。
目立つ赤ラベルに比べると多少は控えめになった印象を受けますが、それでもイヤ~な感じがしますね。
「Mobile-friendly」(スマホ対応)のラベルも上書きされてしまっています。

回線速度が遅い場合に適用?

The Android Soulは、インターネットの回線が遅いときに、この「Slow to load」の警告メッセージが出てきたと言っています。
常に表示するのではなく、回線速度が遅いとGoogleが判断したときにだけ表示するのかもしれません。
YouTube動画の視聴は3G回線ではキツイかもしれませんが、Wi-Fiなら普通はストレスを感じないでしょう。

低速な回線状況では軽量化した検索結果を返すモバイル検索をインドネシアでGoogleは試験的に始めています。
同じように、回線速度が速いか遅いかで切り替えてくることは十分にありえます。

いずれにしても、ページスピードを速くするに越したことはありません。
テストだけで終わる可能性があるとしても、スピードアップには引き続き取り組んでいきましょう。