WebストーリーのガイドをGoogleが更新、ベストプラクティスやコンテンツポリシーを追加

[レベル: 上級]

Web ストーリーに関する検索デベロッパー ガイドのドキュメントを Google は更新しました。

従来からあった『Enable Web Stories on Google』セクションは内容を刷新しました。
そして、次の 2 つのセクションを新たに追加しました。

Google でウェブ ストーリーを配信する方法

1 つめの『Enable Web Stories on Google』セクションは Google でウェブ ストーリーを配信する方法を説明しています。

日本語ページが存在しますが、まだ更新されていません。

全体的に内容が変わっています。
たとえば、Web ストーリーが Google にインデックスされているかどうかを確認するアドバイスが加わっています。

Web ストーリーを公開しただけでは Google にインデックスされないことがありえます。
発見を手助けするために、サイト内からリンクするかサイトマップに登録します。

Web ストーリー作成のベストプラクティス

『Best practices for creating Web Stories』は新たに追加されたセクションです。
Web ストーリー作成のベストプラクティスを説明しています。

トピックは次の 4 項目です。

SEO の文字を見ると反応してしまいますね(笑)

Web ストーリーのコンテンツ ポリシー

『Web Story Content Policies on Google』は、Web ストーリーを Google で配信する際のコンテンツ ポリシーを説明しています。
新たに追加されたセクションです。

たとえば、次のようなコンテンツの Web ストーリーを Google は禁止しています。

  • 著作権を侵害している
  • 文字が多過ぎる
  • 品質が悪い画像や動画
  • ストーリー調でない
  • 不完全
  • 営利目的すぎる

Web ストーリーに挑戦するなら更新ドキュメントに目をとおす

Web ストーリーの露出を Google は増やしています。
Discover に Web ストーリー専用のカルーセルが掲載されるようになります。

カルーセルを僕はまだ確認できていませんが、単独の Web ストーリー は英語の Discover にはほぼ必ず掲載されています。

Maserati の Discover

Web ストーリーに挑戦しようと考えている人は更新されたドキュメントに必ず目をとおしてください。
Web ストーリーに関する大切な情報を手にできます。

冒頭で触れたように、この記事を公開する時点では日本語版はまだ準備ができていません。
日本語にすぐに反映されることもあるし、数週間かかることもあります。
英語で読むのがおっくうであれば、Google 翻訳などを使うといいでしょう。