[レベル: 中級]
レストランを探すクエリで、AI がカテゴリに応じて分類する検索結果を米 Google のモバイル検索で利用できるようになりました。
2/ This includes unique, AI-generated categories based on your search with helpful resources from the web, like articles, videos, forums, etc. pic.twitter.com/feHKRhYHVW
— Robby Stein (@rmstein) December 20, 2024
AI が分類する検索結果は、2024 年 10 月にレシピ関連のクエリで提供されていました。
レストラン系クエリにも対象を拡大しました
ランキング勝負ではなくなる?
こちらは [japanese restaurants nyc](ニューヨークの日本食レストラン)のモバイル検索結果です。
「Organized with AI」(AIによって分類)というラベルが表示されています。
下にスクロールすると、次のようなカテゴリで分類された日本食レストランが検索結果として提供されます。
- Omakase(おまかせ)
- Ramen shops(ラーメン店)
- Local favorites(地元の人のお気に入り)
- Japanese curry(日本風カレー)
- Izakayas(居酒屋)
- Newest Japanese restaurants(新規開店 日本食レストラン)
- Sake bars(日本酒バー)
- Affordable sushi(お手頃な寿司)
- Japanese fusion(日本食フュージョン)
- Hand rolls(手巻き寿司)
- Trending Japanese food(人気上昇中)
ニューヨークの日本食レストランを単純に関連度順に並べた伝統的な検索結果ではなくなっています。
AI が分類したジャンルのなかで選ばれれば、たとえ今までは上位表示していなかったとしても検索結果 1 ページ目に出現することもおおいにありえるでしょう。
AI による分類は、現在は、米 Google のモバイル検索でレシピ検索とレストラン検索だけを対象に導入されています。
レシピの場合は、レシピの種類だけではなく動画や画像、フォーラム投稿といったコンテンツのタイプでも分類されていました。
今後改良を重ねて、より多くのクエリにもAI による分類が適用されるのではないでしょうか。
日本での導入は不明ですが、特定のクエリにおいて関連度という判断基準だけで検索結果 1 位を目指さなくてもよくなれば、SEO に取り組みやすくなる気がします。
2024 年のごあいさつ
今年のブログ更新は今日の投稿が最終です(明日、もう 1 本投稿するけれど、YouTube ミエルカチャンネルの新着動画紹介なので実質的には今日でおしまい)。
2024 年中も訪問していただきありがとうございました。
2025 年は 1 月 6 日から再開する予定です。
来年も記事を読みに来てもらえると嬉しいです。
では、良い年末年始を!
そして、来年も SEO をがんばりましょう!