ChromeのスピードデータをGoogleはランキング要因に使っている?(真偽不明)

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Chrome によって収集されたデータを表示速度に関わるランキング要因として利用していることを、Google が認めたという情報が出てきました。

CrUX のデータがランキング要因に使われている?

トム・アンソニーからの Search Love での新情報:
Google は、Chrome のウェブ パフォーマンス レポートの情報を、ランキング要因としてのページスピードを評価するために使っている(Googlebot による計測、つまりウェブ レンダリング サービスではない)。Google が認めた。

これは、米サンディエゴで 3月26日〜27日 に開催された Search Love カンファレンスでのツイートです。
カンファレンス主催者の Distilled(ディスティルド)の上級職に就いている Tom Anthony 氏によるセッション内容を、同社の代表、Will Critchlow(ウィル・クリッチロー)氏が Twitter に投稿しました。

ここでいう「Chrome のウェブ パフォーマンス レポート」とは、Chrome User Experience Report(Chrome ユーザーエクスペリエンスレポート、通称 CrUX)を指します。
CrUX は、Chrome を利用するユーザーから収集された実データを集計したレポートです(オプトインしたユーザーが対象)。
改良された PageSpeed Insights は、CrUX に基いてパフォーマンスを測定していることを思い出した人もいることでしょう。

ですが、アンソニー氏が言うには、ランキング要因としてのスピード評価にも CrUX が使われているというのです。

Google の誰が言ったのか?

Google(の人)が認めたと言っていますが、具体的に Google の誰が話したことなのかは不明です。

文書化されていたりあるいはソーシャルで発言したりわけではなく、会話のなかで出てきた情報のようです。

ほかにも数人がその場にいたとのことですが、Google の誰と話していたかについては言及していません。

ランキング要因ではなく PSI のデータとして使っているというオチだったら人騒がせですね。
でも本当だったとしたら、スピード改善のときの優先度付けや効果測定に使うツールとして PSI に頼ることができます。

ゲイリーが今日本に来ていて、Google Dance TokyoISM Spin-off#4 の2つのイベントに登場します。
このときに、確認してみるとよさそうです。