Googleウェブマスターツールの「検索クエリ」レポートに検索結果でのキーワードごとの表示回数やクリック率のデータをGoogleは半年前に追加しました。
Googleが提供する貴重なデータとして活用価値があります。
その後平均掲載順位のデータも追加されました。
そして新たに改良が加えられました。
変化率を見ることができるようになっています。
(「変更」となっていますが「変化」のほうがしっくりきますよね。英語では”Change”となっているので違和感はないのですが、日本語訳がずれてる気がします。)
いつの期間との比較なのかが不明です。
前月と比べてなのか指定した期間の直前の同じ長さの期間なのか、分かりません。
もっと問題なのは使い道です。
「上がってる」「下がってる」だけでは何も意味はなくて、この変化率のデータをどのようにSEOに利用するかを考えないといけませんね。
また「パラメータ処理」専用のページが設けられました。
Googleが検知したパラメータがリストアップされています。
僕の場合は以前よりも数が増しています。
発見力を高めたのでしょうか。
インデックスしてもよいパラメータとして無視してはいけないのか、重複コンテンツを発生させてしまうので無視していいのかを指示できるし、判断をGoogleに任せることもできます。
301リダイレクトやrel=”canonical”で重複コンテンツを正規化できますが、ウェブマスターツールでの設定も併用しておけばより確実ですね。
重複コンテンツを起こしそうなパラメータを自動で発見してくれて、それに対してツールから処理を設定できるのは、正規化に不慣れでも使いやすくてなかなかよろしい機能です。
検索クエリの変化率データの追加とパラメータ処理の拡張は、おそらく昨日から導入されたようです。
公式アナウンスはまだ出ていません。
近いうち、早ければ今日にでも詳しい説明とともにアナウンスがあることでしょう。