Google、ソーシャルメディア公式アカウントのブランド検索レポート機能をSearch Consoleに追加予定

[レベル: 上級]

Googleは、自サイトのソーシャルメディアの公式アカウントの検索結果での表示状況をレポートする機能をSearch Consoleに追加するようです。
イスラエルのエルサレムで昨日(11月1日)開催されたSMX Islaelで、GoogleのMichael Fink(マイケル・フィンク)氏が発表しました。

Search Consoleにソーシャルアカウントを登録

こちらは参加者の1人がツイートに挿入したSearch Consoleの実際の管理画面です。

Search Consoleのソーシャルアカウントレポート

ピントが合っておらずぼやけていますが、TripAdvisorのアカウントのようです。
設定されているプロパティ (Properties in set) には上から順に次が表示されています。

  • TripAdvisorの公式サイト
  • Androidアプリ(のApp Indexing)
  • iOSアプリ(のApp Indexing)
  • YouTube
  • Twitter
  • Facebook

公式ウェブサイト以外に、検索結果に表示されうるそのサイトと紐付けられたソーシャルメディアアカウントがアプリとともに登録されているのが目を引きます。
ここには出ていない、LinkedinやInstargram、Pinterestと、もちろんGoogle+も登録できるんだろうと僕は想像します。

ブランド検索をレポート?

どんなレポートを入手できるのでしょうか?
詳しい機能は不明ですが、別の参加者が次のようにツイートしています。

“manage your brand search results” とあります。
「ブランド検索の結果を管理する」ということなので、登録したソーシャルメディアアカウントの検索結果での、

  • 表示回数
  • クリック数
  • CTR
  • 表示されたクエリ

こういったデータがレポートされるのではないでしょうか?
つまり、検索アナリティクスで見られるようなデータです。

とはいえ、僕のまったくの推測です。
ぜんぜん違うかもしれません。

SMX Israelには日本からは、CAの木村さんが(命を懸けて)参加していました。
新機能のことをツイートしています。
その場にいたので詳しく聞きたいところですが、頼りないのが残念です。

(無事に)帰国したら、追加情報を多少なりとも聞けるかもしれません。

「サイトとひも付けしたソーシャルメディアアカウントの検索結果でのデータをSearch Consoleで入手できる」、これ以上のことはわからないとしても、面白そうな機能が追加されることは確かなことです。
ソーシャルメディアを活用している“ブランド”にとってはソーシャルメディアマーケティングに役立つレポートが手に入るのではないでしょうか。
正式な発表を待ちましょう。