GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏のツイートを今日は紹介します。
※”will”と”more”の間に“look”が抜けています。
2011年の上四半期にGoogleはクローキングをもっとよく見るだろう。ページのコンテンツだけが問題になるのではない。ユーザーの代わりにGooglebotに違ったヘッダーを見せたりリダイレクトしたりするのを避けたほうがいい。
「クローキング」というのは、検索エンジンのロボットと人間のユーザーに違ったページを見せる不正行為です。
ユーザーエージェントやIPアドレスに基づいてアクセス先ページを振り分けます。
クローキングに対する監視を強化するということです。
異なるページを単に見せるだけではなく、手の込んだ不正リダイレクトやヘッダーの詐称なども厳しくチェックするようです。
Matt Cutts氏はPubconのセッションで、今後はスパム対策に再び力を入れていくと話していました。
その一環かもしれませんね。
不正行為だと認識してクローキングを行っているスパマーさんはこのツイートにドキッとしてください。
一方スパマーではなくても、モバイルサイトの運営者は注意が必要かもしれません。
モバイルサイトでは、PCからのアクセスと携帯からのアクセスをユーザーエージェントで振り分けている場合が多いと思います。
意図せず、ユーザーとGooglebotに異なるページを見せないように気をつけてください。
ガイドラインで説明されているクローキングの定義を今一度確認しておきましょう。
『クローキング、不正な JavaScript リダイレクト、誘導ページ』