次世代パンダアップデートと次のペンギンアップデート更新についてGoogleマット・カッツがコメント

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Next Generation Panda
GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は米サンノゼで先週開催されていたSMX (Search Marketing Expo) West 2014の“Meet the Search Engines”セッションで、次世代のパンダアップデートを開発中であることを明らかにしました。

またパンダアップデートとペンギンアップデートの現在の更新状況についても説明しました。

次世代パンダアップデートを開発中

Googleは、次世代パンダアップデート (next generation Panda Update) を現在開発しているそうです。

次世代パンダアップデートは、スモールビジネス、小規模サイトにポジティブな影響を与えるだろうとのことです。
そして、これまでよりも”穏やか”になるそうです。

したがってさほど大きな順位変動を起こすことはないだろうと推測されます。

具体的な実施時期についてまでは明らかにしませんでした。
間もなくかもしれないし、まだしばらく先の話かもしれません。

現在のパンダは1か月に1回更新

一方で、現在のパンダアップデートはだいたい1か月に1回のペースで、数日間かけてデータを更新しているとのことです。

「1か月に1回、数日間かけて」というパンダアップデートの更新形態に特に変わりはないようです。

次世代パンダと入れ替わるまではこのペースを保つのでしょうかね。

ペンギンアップデート更新

さてペンギンアップデートの更新はどうなっているのでしょうか?

ペンギンの更新に関しては、信用できるような情報をMatt Cutts氏は与えてくれなかったようです。
「半年に1度」がまあまあ定期的な間隔だとは認めたもののはっきりしませんでした。

ペンギンのデータ更新の実施はより複雑なようです。

Matt Cutts氏が明確に言ったのは、昨年10月の更新以来ペンギンアップデートは更新していないことだけです。
もっとも、これも「自分が知る限りでは」という前提のもとです。

日本においては、与えたインパクトがパンダアップデートよりも大きかったペンギンアップデートの更新が気になるところです。
しかし残念ながら、実質的な情報は提供されませんでした。

現在Googleは、パンダアップデートの更新アナウンスをやめています。
しかし次世代パンダの導入に際してはきっと発表があるはずです。
ペンギンアップデートの次回更新とともにアナウンスを待つことにしましょう。

– Reference –
My “Meet the Search Engines” SMX West 2014 Takeaways